
不定期で商品追加予定です。職人の手作りのため、1点1点柄の出方などが異なります。
SHOP ITEMS
◆茶宝箱 徳島(10点セット)
¥556,600
予約商品
「徳島」は、つや消しの藍染と市松模様が特徴で、幾何学的なデザインがモダンな印象です。茶筅筒と平棗も同じつや消しの藍染で美しさと実用性を兼ね備えています。「現代」の徳島を表現しました。つや消し仕上げは、安定感がありどんな空間にも調和します。普遍的な美しさと魅力を追求しています。 【セット内容】 茶箱/茶碗/茶杓/茶筅筒/棗/ふりだし/茶巾筒/古袱紗/三つ組仕覆/貝香合 「茶箱」について 徳島県特産の杉をを使用しています 。天井部分に正絹の着物生地を藍染で丁寧に手縫いし、幾何学的なデザインの市松模様が特徴的な美しいアイテムです。何度も塗り重ねられた藍染の深みが、伝統技術と現代の美意識を融合させた魅力を生み出しています。手仕事ならではの温もりを感じることができ、一つ一つが唯一無二の存在です。美しい藍染を心ゆくまでご堪能ください。 杉は水分を多く含んでおり非常にやわらかい素材のため傷がつきやすく箱に形成するのには非常に困難ですが高い技術を持つ職人により茶箱が実現しました。杉は主として建築材として使用されているため節がある製材が多いのですが、節のない木目がまっすぐ通ったものを使用しています。また360度どこから見ても美しいように、角の合わせ目を手間のかかる手法で箱に成型しています。 さらに、正絹の帯地を藍染で丁寧に加工した部分が加わり、伝統的な技術と現代的な美意識が融合した魅力的なアイテムを実現しています。 「茶碗」について 優れた感性を持つ人気作家により、一つ一つ丁寧に制作されています。それぞれの茶碗には、独自のデザインと色彩が施されており、より華やかさを加えます。手作りならではの温もりが感じられる逸品です。 「棗」について 厚みのある栃材を、年々作れる職人の数が減ってくりぬきのろくろ技法で一体形成しました。蓋付きのため製作するのには高い技術が求められます。出来上がった棗をさらに丁寧に藍染しています。深みのある藍色を出すために何度も丁寧に時間をかけ染液に浸し手作業で染めています。 「茶筅筒」について 棗とおなじ栃材で作られており、藍染の美しい仕上がりが魅力を引き立てています。藍染の温もりと伝統的な技術の美しさを感じながら、 「ふりだし」について 世界最古のガラス工芸の技法「パートドヴェール」を駆使した、ガラス作家による手作りの逸品です。ガラス作家の手によって丁寧に作られ、その透明感と独特のテクスチャーが特徴的です。一つ一つがオンリーワンであり、眺めているだけでも心が和らぎます。 「茶巾筒」について 世界最古のガラス工芸の技法「パートドヴェール」を駆使した、ガラス作家による手作りの逸品です。ガラス作家の手によって丁寧に作られ、その透明感と独特のテクスチャーが特徴的です。一つ一つがオンリーワンであり、眺めているだけでも心が和らぎます。 「貝香合」について 本物の蛤の厳選された稚貝を用いています。丁寧に皮を向き、極薄の銀箔を内側に貼り付け、手間暇かけて乾燥加工を施した貝香合は、見る人の心を魅了する美しさを持っています。その暖かみのある風合いは、まるで海の香りが漂ってくるかのようです。 「三つ組仕覆」、「古袱紗」について 徳島独特の阿波しじら織で作られています。表面のシボが特徴的な綿織物は、手触りも心地よく、実用性と美しさを兼ね備えています。阿波しじら織の独特な風合いを楽しみながら、茶道具を大切に保護することができます。
◆茶宝箱 阿波(10点セット)
¥591,800
予約商品
「阿波」は、鏡面仕上げの藍染が特徴で、どこか女性らしい印象を与えます。茶筅筒と平棗も鏡面仕上げで、周囲の景色がほんのりと反射し、品物に深みを与えます。「徳島」の旧国名である「阿波」と名付けました。徳島の伝統と美意識をお楽しみください。 【セット内容】 茶箱/茶碗/茶筅筒/棗/茶巾筒/ふりだし/古袱紗/茶杓/貝香合/三つ組仕覆 「茶箱」について 徳島県特産の杉材を使用し、藍染で仕上げた表面を鏡面仕上げにした美しい茶箱です。光を反射し、上品な印象を与えます。杉は水分を多く含んでおり非常にやわらかい素材のため傷がつきやすく箱に形成するのには非常に困難ですが高い技術を持つ職人により茶箱が実現しました。杉は主として建築材として使用されているため節がある製材が多いのですが、節のない木目がまっすぐ通ったものを使用しています。また360度どこから見ても美しいように、角の合わせ目を手間のかかる手法で箱に成型しています。 さらに、正絹の帯地を藍染で丁寧に加工した部分が加わり、伝統的な技術と現代的な美意識が融合した魅力的なアイテムを実現しています。 「茶碗」について 徳島県鳴門市の大谷焼の優れた感性を持つ人気作家により、一つ一つ丁寧に制作されています。それぞれの茶碗には、独自のデザインと色彩が施されており、より華やかさを加えます。手作りならではの温もりが感じられる逸品です。 「棗」について 厚みのある栃材を、年々作れる職人の数が減ってくりぬきのろくろ技法で一体形成しました。蓋付きのため製作するのには高い技術が求められます。出来上がった棗をさらに丁寧に藍染しています。深みのある藍色を出すために何度も丁寧に時間をかけ染液に浸し手作業で染めています。 「茶筅筒」について 棗とおなじ栃材で作られており、藍染の美しい仕上がりが魅力を引き立てています。藍染の温もりと伝統的な技術の美しさを感じながら、 「ふりだし」について 世界最古のガラス工芸の技法「パートドヴェール」を駆使した、ガラス作家による手作りの逸品です。ガラス作家の手によって丁寧に作られ、その透明感と独特のテクスチャーが特徴的です。一つ一つがオンリーワンであり、眺めているだけでも心が和らぎます。 「茶巾筒」について 世界最古のガラス工芸の技法「パートドヴェール」を駆使した、ガラス作家による手作りの逸品です。ガラス作家の手によって丁寧に作られ、その透明感と独特のテクスチャーが特徴的です。一つ一つがオンリーワンであり、眺めているだけでも心が和らぎます。 「貝香合」について 本物の蛤の厳選された稚貝を用いています。丁寧に皮を向き、極薄の銀箔を内側に貼り付け、手間暇かけて乾燥加工を施した貝香合は、見る人の心を魅了する美しさを持っています。その暖かみのある風合いは、まるで海の香りが漂ってくるかのようです。 「三つ組仕覆」、「古袱紗」について 徳島独特の阿波しじら織で作られています。表面のシボが特徴的な綿織物は、手触りも心地よく、実用性と美しさを兼ね備えています。阿波しじら織の独特な風合いを楽しみながら、茶道具を大切に保護することができます。
◆茶宝箱 吉野川(10点セット)
¥583,000
予約商品
「吉野川」は、藍染を施した後にわざとエイジング加工を施しました。この加工が小波のように見えるため、「吉野川」と名付けました。徳島の誇る大河の自然と風土を感じさせる逸品です。手仕事のため、一つ一つの模様が異なる点も魅力のひとつです。伝統的な藍染と現代的な加工技術が融合し、新しい美意識を提案する「吉野川」をお楽しみください。 【セット内容】 茶箱/茶碗/茶筅筒/棗/茶巾筒/ふりだし/古袱紗/茶杓/貝香合/三つ組仕覆 「茶箱」について 徳島県特産の杉材を使用しています。正絹の帯地を藍染したものを独特のぼかしのようなむら染めをして仕上げており、杉材は丁寧に藍染したものを作家の感性によるエイジング加工が施され、まるで水の流れのような柔らかな印象を与えます。自然の美しさを感じさせる模様は、一つ一つ異なり、まさに唯一無二の逸品です。 杉は水分を多く含んでおり非常にやわらかい素材のため傷がつきやすく箱に形成するのには非常に困難ですが高い技術を持つ職人により茶箱が実現しました。杉は主として建築材として使用されているため節がある製材が多いのですが、節のない木目がまっすぐ通ったものを使用しています。また360度どこから見ても美しいように、角の合わせ目を手間のかかる手法で箱に成型しています。 さらに、正絹の帯地を藍染で丁寧に加工した部分が加わり、伝統的な技術と現代的な美意識が融合した魅力的な仕上がりになっています。 「茶碗」について 徳島県鳴門市の大谷焼の茶碗です。優れた感性を持つ人気作家により、一つ一つ丁寧に制作されています。それぞれの茶碗には、独自のデザインと色彩が施されており、より華やかさを加えます。手作りならではの温もりが感じられる逸品です。 「棗」について 厚みのある栃材を、年々作れる職人の数が減ってくりぬきのろくろ技法で一体形成しました。蓋付きのため製作するのには高い技術が求められます。出来上がった棗を作家により漆塗りを施しました。2色の漆を使用してモダンな逸品に仕上げました。1色を塗って乾燥させてからさらに別の色を塗り重ねており完成まで3か月近くかかっています。 「茶筅筒」について 棗とおなじ栃材で作られており、漆塗りの美しい仕上がりが魅力を引き立てています。 「ふりだし」について 世界最古のガラス工芸の技法「パートドヴェール」を駆使した、ガラス作家による手作りの逸品です。ガラス作家の手によって丁寧に作られ、その透明感と独特のテクスチャーが特徴的です。一つ一つがオンリーワンであり、眺めているだけでも心が和らぎます。 「茶巾筒」について 世界最古のガラス工芸の技法「パートドヴェール」を駆使した、ガラス作家による手作りの逸品です。ガラス作家の手によって丁寧に作られ、その透明感と独特のテクスチャーが特徴的です。一つ一つがオンリーワンであり、眺めているだけでも心が和らぎます。 「貝香合」について 本物の蛤の厳選された稚貝を用いています。丁寧に皮を向き、極薄の銀箔を内側に貼り付け、手間暇かけて乾燥加工を施した貝香合は、見る人の心を魅了する美しさを持っています。その暖かみのある風合いは、まるで海の香りが漂ってくるかのようです。 「三つ組仕覆」、「古袱紗」について 徳島独特の阿波しじら織で作られています。表面のシボが特徴的な綿織物は、手触りも心地よく、実用性と美しさを兼ね備えています。阿波しじら織の独特な風合いを楽しみながら、茶道具を大切に保護することができます。
CONCEPT
「茶宝箱」には徳島の豊かな自然と技術が詰まっています。
徳島産杉で作られた箱は山の恵みを象徴し、吉野川の清流が育んだ藍染は江戸時代から続く名産品です。土の恵みである大谷焼と、県の鳥である白鷺にちなんだ香合が、徳島の自然と文化を繊細に表現しています。さらに、近代に入って盛んになった徳島のガラス工芸も取り入れ、全体として地域の多彩な魅力を箱の中に凝縮しました。
熟練の職人たちが一つ一つ丁寧に手作りしています。単体でも美しいですが、全てを一緒に使うことでそれぞれの良さが一層際立ち、使用者に特別な体験をもたらします。ぜひ、セットでお楽しみいただき、その価値を存分に感じてください。
この「茶宝箱」を通じて、徳島の素材と技術の組み合わせの妙、地域の豊かさを感じていただけることを願っています。
茶文化の歴史と伝統
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茶宝箱は室町時代以降、茶の湯が発展するとともに茶筅や茶杓・茶碗などの茶道具を整理整頓する茶箱や収納用の袋として用いられたことが始まりとされています。
江戸時代頃には多くの茶道具職人が箱の製作に携わり、様々なデザインや材質の茶箱が生まれ、現代もなお茶の湯の文化を支え、進化し続け継承されています。
徳島の伝統工芸の藍染
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藍染めの色は「JAPAN BLUE」として世界に知られる、深く鮮やかな日本を代表する色です。徳島の藍染は戦国時代に始まり、栽培された藍は「阿波藍」として知られ、江戸時代には徳島藍が全国的に有名となり古くから徳島の繁栄を支えてきました。
地元の職人やアーティストたちによって受け継がれ、歴史的な価値と創造性を兼ね備え今なお守り続けられています。
「茶宝箱」に込められた思い
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日本の茶文化、そして徳島の伝統である藍染や木工技術がふんだんに詰まった「宝箱」の意味を込め茶宝箱と名付けました。
徳島に訪れた県外・海外のお客様に、古くから愛され続けた技術や伝統を継承し、開けた時のワクワク感が伝わるような作品となるよう思いを込めています。
徳島県の取り組み
徳島は藍染めの原料となる阿波藍と呼ばれる「すくも」の生産地として江戸時代から明治にかけて繁栄しました。現代では様々な素材に染める技術が確立し、藍製品の種類は豊富になりました。阿波藍の歴史や文化などが文化庁の「日本遺産」に認定されたほか、東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムに「ジャパンブルー」と称される「藍色」が選ばれるなど、注目を集めています。
また、徳島県は奈良時代より林業が発展し、江戸時代には木造船、明治時代には阿波鏡台、昭和後期には唐木仏壇の一大産地となりました。現在でも職人の高い技術や伝統技法は受け継がれており、日本の美ともいえる繊細な加工など、ライフスタイルを彩る木製品に生かされています。
参照 "徳島市 公式ホームページ"
阿波藍の紹介 "日本遺産ポータルサイト~藍のふるさと~"
CRAFTSMAN
茶箱
Naoki Tamada
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木工職人歴50年以上。
密閉性、調湿機能を求められる桐箱製造において高い技術を誇る。繊細な手作業に他の追随を許さない。
大谷焼
Eiichiro Tamura
田村栄一郎(陶芸家 10代目)
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1979年 徳島県鳴門市大麻町大谷に生まれる
2002年 大阪芸術大学芸術科卒業
2003年 京都府立陶工高等技術専門校卒業
2004年 日展参与 山崎昭氏師事
2016年 大谷焼伝統工芸士任命
ガラス
Yoshitaka Iwamoto
岩本吉隆
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1983 年、徳島県生まれ。京都精華大学立体造形学科卒業。筑波大学大学院人間総合科学研究科彫塑領域修了。2010 年よりロータリークラブ国際親善奨学生として、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ大学院美術学部に在籍。2011 年、同大学院修了。在学中、ロンドン芸術大学にてセシル・ルイス彫刻奨学金を受賞。2012 年、韓国国立現代美術館チャンドン・アート・スタジオ・レジデンス・プログラムに参加し作品を発表。現在、徳島県にて制作を行っている。
茶杓
秋工芸
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製品に使用するもの全てを徳島産にこだわり使用しています。皆様に安心してご使用頂けるよう、全工程一つずつ手作業で心を込めてお作りしています。手にとって竹と藍の温もりを味わって頂けたらありがたいです。
漆器
Kumiko Fujita
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1962 宮城県生まれ。
1982 東京中央美術学園卒業。
1985 香川県漆芸研究所・研究生課程修了。
1985 大西忠夫氏に師事。
1992 年から夫の漆芸作家・武志氏とともに全国百貨店にて「漆・二奏展」を開催。作品は、工芸品・美術品・茶道具の他に彩漆画を展開。漆の新たな魅力を発見し、心の支えとなるものを目指し制作中。
古袱紗
Keiko Murai
村井 圭子
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徳島生まれ徳島育ち
パッチワーク師範科卒業
藍染め布、阿波しじらを多用 徳島県放美展入賞キルト作家。
藍染
Yano Ranshu
矢野藍秀
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1963 年徳島県板野郡藍住町出身、1984 年、阿波藍を守りつづけてきた徳島の佐藤家 19 代目の藍師である佐藤昭人氏に師事、阿波藍造りを学び、天然灰汁醗酵建てによる本藍染を開始。 1987年、日本藍染文化協会より「天然灰汁醗酵建技術保持者」の認定を受ける。
1989 年、有限会社本藍染矢野工場を設立。2004年、インドネシア、ジョグジャカルタ王室より依頼を受け、バティックを制作、翌2005年には曹洞宗大本山総持寺、大法被修復藍染を担当。
2012年、NHK大河ドラマ「八重の桜」でオープニングのタイトルバックを制作。 2015年、徳島県地域文化振興表彰ならびに、観光ユニバーサル大賞受賞。 2018年、フランスジャポニズム 2018「地方の力~祭りと文化」へ参加。